「ウォール・ストリート・ジャーナル」より、
多くの人が知能指数(IQ)は瞳の色や足の長さなどのように遺伝的なものだと考えている。
生まれつき決まっていて、一生変えることができないものだと。
だが、IQは時間の経過とともに上がることも下がることもあることが、さまざまな研究機関の調査で明らかになりつつある。
IQのより長期的な変化を確認できる実践的な方法がある。
米国立精神衛生研究所(NIMH)が30年にわたって行った調査では、複雑な人間関係や精巧なシステムの設定、接客や難しい問題への対処を伴う仕事に従事している人は、時間の経過とともに認知力テストの結果が向上する傾向があることが分かった。
米科学論文誌『サイコロジー・アンド・エイジング』に1999年に掲載された調査論文によると、単純で思考をほとんど伴わない仕事に従事している人のテスト結果は実際、下降する傾向がある。
米カンザス大学の研究者が今年行った調査では、10年以上活動を続けているミュージシャンは、60歳を過ぎてもIQが上昇を続けているという。
脳を刺激するには、新しいことに挑戦するのが最も効果的だそうです。
IQが非常に高かったと言われる物理学者のアイン・シュタインのように、
好奇心旺盛に、新しいこと、難しいことにチャレンジして、IQをあげましょう!!