放射線の数値と影響力
1シーベルト(Sv)=1000ミリシーベルト(mSv)=100万マイクロシーベルト(μSv)
1ミリシーベルト(mSv)=1000マイクロシーベルト(μSv)
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7000~10000mSv 全身被ばく・死亡
1000mSv 全身被ばく・悪心・嘔吐(10%の人)
500mSv 全身被ばく・末梢血中のリンパ球の現象
200mSv 全身被ばく・これより低い線量では臨床データ無し
10mSv ブラジル・ガラバリでの自然放射線(年間)
6.9mSv 胸部X線コンピューター(1回)・CTスキャン
2.4mSv 一人当たりの自然放射線(世界平均・年間)
1.4mSv 一人当たりの自然放射線(日本平均・年間)
1.0mSv 一般公衆の線量限度(従来のICRPの勧告・医療除く・年間)
0.6mSv 胃のX線集団検診(1回)
0.19mSv 東京~ニューヨーク航空機旅行(高度による宇宙線の増加・往復)
0.05mSv 胸のX線集団検診(1回)
0.05mSv 原子力発電所周辺の線量目標値(年間)
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こうしてみると、自然放射線量は結構高い。
しかし、自然放射線と人口放射線というのは被曝と言う「結果」は同じだが、
比べるべきものではない。
なぜなら、今問題になっている人口放射線は原発事故によって放出された放射性物質から放たれているものであり、
人工放射能(人工放射性核種)は、
生体内に濃縮・蓄積し、生物がこれまで適応してきた自然放射能とは比較できない影響を人体に及ぼす。
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