[ニューヨーク 5日 ロイター] スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は5日、ドイツやフランスを含むユーロ圏の15カ国の長期ソブリン格付けを「クレジットウォッチ・ネガティブ」にすると発表した。
ここで問題になるのは、すでに格下げされている国ではなく、ドイツ、フランス、オーストリア、フィンランド、ルクセンブルグ、オランダといったAAA格の6カ国が格下げされるということです。
しかも今回は1段階ではなく数段階の格下げの可能性もあります。
マーケットはECB理事会、EU首脳会談待ちで静観していますが、これらしだいで、大きく動き出すことは間違いなく、サルコジ大統領、メルケル首相をはじめとする首脳たちが失脚する可能性すらあります。
EUは今現在、時間稼ぎしかできていませんがはたして破滅を食い止めることができるのでしょうか?
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