「わかるわかる」って言いたくなりますね。
私は「なんでこんな作りになってるの?わかりづらいよまったく!」などと、ブツブツいいながら夜遅くまで作業をしたこともあります…。
「ほんと、いいかげんにしてくれー!」とかいいながらね。
でも便利だから使い続けてしまう。
ただ、せっかく便利なものを開発しているんだから、
もう少しユーザビリティに気を配ってくださるとありがたいと思うケースが結構ありますよね。
そういえば、パソコンを始めてさわった時にまず思ったのは、キーボードのアルファベットの配置がわけがわからなかったのを覚えています。
タイプライター時代の名残りらしいけど。
キーボードの上段のキーだけで、 [T] [Y] [P] [E] [W] [R] [I] [T] [E] [R] と打てるということ、知ってました?
まあそんなことはいいとして。
大切なことは、どんなシーンでも相手のことを考えるってことだと思うんだ。
商品開発ならユーザーのことを考えて気を配るってことだね。タップ数を数えるとか、いらない部分は省くとか。
機能が多いことももちろん魅力的だけど、それは際限なくではないよね。ユーザビリティを損なわない程度にってことが重要じゃないかな。
シンプルいしていくことはユーザーにしてみれば、ありがたい気配りだと思う。
そういう気配りをする人の目には、
開発している商品の奥に、現実的なユーザーの姿を見ているんじゃないだろうか。
例えば「うちの妻がこれを使うとしたらどうだろう?」とか、そんな風に身近な人を想像しながら開発していくとか。
そしてまた、ユーザー側から見て、開発者の気配りが見えるような商品というのは、本当に素晴らしいなと感じるね。
今の時代はインターネットによって、ユーザーの声が容易に表にでてしまう世の中だから、
企業が一方的に商品を押し付けるのはもはや不可能で、
ユーザーの声を反映させて無駄の無いより良いものを創っていくべき時代だと思うんだ。